Japan

臭いものにはフタをしろ

先日、色々と農業の話をしていた時の事。

土壌やら堆肥やらの話をしていると、最近このあたりの土の中から、とあるものが出てきたらしい。それはどうも、「東京スカイ○リー」の建築で出た産 業廃棄物が不法投棄されたものらしいのだ。しかし残念ながら、どのようなルートでそれが廃棄されたのか調べる術がないので、対処のしようがないらしい。

完成すれば塔としては世界一の高さになるという、あの不格好でセンスのかけらもないデザインの塔を作るために、また一つ農地がダメになっている。東京でワイワイ騒ぐためのしわ寄せが、ここにきているのだ。

一体彼らは、何がしたいのだろう。地震にも十分耐えうるどんなに素晴らしい建築技術を使おうが、作る側は、それで出るゴミの処理すら考えられないのだ。それが現代最高の「技術」であり、それを推し進める事が「文化」なのか? そこに一体何の価値があるのか。

資本主義?

最近つくづく思う事は、資本主義って何だろうという事。

昔と比べ、今の生活は比べ物にならないくらい便利になったのは確かだ。無から有へ、その過程で日本の暮らしはぐんぐん豊かになった。ところが今はど うだろう。人が本来必要としない物を消費させるべく、あらゆる方法で様々な仕掛けが蔓延している。あたかもそれが無い事が駄目なような印象を与え、人に消 費させる。会社では、未だに売れ売れ、政治も経済成長が云々と、尽きる事の無い欲望を満たすために必死になっている。

売上を上げる事も、経済成長する事も、全ては何らかの物を「消費」するという形で成立するのが資本主義の基本的な考えでないのだろうか。そうすると、今より多く「消費」する事が経済を成長させ、会社を成長させ、暮らしを豊かにするということか。

ではそれを続けて、今から100年後に「豊か」な暮らしは存在しているのだろうか? 消費する事でしか豊かになれない社会の仕組で、100年後に今 より良い世界が待っているとは、到底思えない。数の原理で動く限り、資源が消費されるのを加速させる事しかできないのではないだろうか?

子連れ

最近、子供がいる場所ではない所に、子供がウロウロしている事がよくある。
居酒屋やライブ会場だったり、かつて自分が幼少の頃には行く事のなかった所だ。じっと大人しくしていれば、まだいい。しかし大抵はキャッキャとはしゃぎ回っている。

子供の頃、そういう所は大人の場所で、自分たちは立ち入ってはいけないという暗黙の了解があった気がする。ところが最近はそういう風潮はなく、何なら「連れて来て何が悪い」的なものまで感じる。

原因が親にあるのは明らかだ。彼らが遊びに行きたいのを、子供がいるからやめるという選択はない。遊びたいから子供も連れてくる、ただそれだけ。それで子供が得る影響など、おかまいなしなのだろう。

もう一つ疑問なのは、それを誰も注意しない。店も入店を断るとか、何らかの事はできるはずだ。けれど誰もそれをしない。先日は親が連れて来た子供達が、ラ イブをしている隣の部屋でここぞとばかりに大声ではしゃぎながら走り回っている。店の中でだ。それを気にかける事なく、ライブで踊る親。

合併

先日テレビで、「三菱UFJモルガンスタンレー」なる証券会社のコマーシャルをやっていた。「三菱東京UFJ銀行」ですら長いのに、もう何でもアリ的な名前だ。

きっとそのうち、「三菱UFJモルガンスタンレー任天堂トヨタ」のハイブリッドカーが発売されるぞ。

どれだけの偶然

先日あるジャズライブハウスにジャムセッションで参加した時の事、ものすごい偶然が起きた。

マンハッタン音楽院でクラシックを勉強していたという、アメリカ人のトランぺッターがいた。素敵な音色だったので空き時間に話していると、マンハッ タンを卒業後にNew England Conservatoryへも通っていたらしい。「じゃあすれ違ってたかもね」なんて話していると「どこに住んでたの?」という話になり、 ○○Streetだと言うと、何と彼も同じ通りだった。

そして色々と話した結果、同じアパートの住人だったという事が発覚! 彼曰く、何度か自分を見かけた記憶があるらしい。自分も何度も観に行ったBoston Symphonyでも、James Levine指揮のもと彼は演奏していたらしい。

これだけ広い世界で、どんだけの偶然なんだろう。驚くのを通り過ぎて、笑ってしまうしかなかった。

森永卓郎講演会

友人から招待され、森永卓郎氏の講演会を聞きに行った。

投機資本を、次々に畑を食い荒らすイナゴの集団に例えた話や、それらが何の価値も生み出さない事など、昔から思っていた事をズバリ言ってくれた。バブルやM&Aなどを生きる糧とする彼らの限界点が、先のリーマンショックを始めとして表面化してきている。

そういう中で、日本がどのように今後成長していくのかを色々と話してくれたが、その中で森永さんはイタリアの労働スタイルをモデルにあげていた。細 かい数字はここでは省くが、日本人のイメージとして彼らは「働かない」と思いがちだが、実際は「働かない」のではなく、「休む事を前提」にスケジューリン グしているという。日本の有給休暇の取得率は約45%に対して、イタリアは約100%。さらに最低1ヶ月の夏休みを取る。そもそも年間計画をたてる際に、 1年は12ヶ月ではなく、11ヶ月を前提にするらしい。実労働時間が日本より全然短いそういう環境で、GDPにおいてイタリアはすでに日本を抜いている。

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